2010年11月13日土曜日

次の展示、会社のパーティー

皆さんお元気ですか?左右田です。

長らくブログを更新していなかったのですが、その訳はずっとtwitterの日本語アカウントで済ませていたからです。
(ID: sayuujin) ツイッターをやっている人はフォローしてみてください。


9月の終わりにLondon design weekのTent Londonでの展示が終わってから、ずっと更新していなかったのですが、テントのおかげで、他の展示も決まり、それに向けて準備やら、いつも通りkinで働いたりしています。

テントでの展示後、二つの雑誌、台湾と韓国の雑誌にOshibeを載せてもらいました。
November 2010 ARCH Luxury Magazine(Taiwan)
November 2010 International magazine BOB (Korea)

アジアの雑誌のオファーはこれまであまりなかったので嬉しいです。

あと、今月末にアメリカの時計ブランド、NIXON主催のアートイベント、Art Mosh Londonに
iBumを展示します。11月25日です。http://www.artmosh.com/
一日のみ、しかもインビテーションオンリーなので、コレクター及びVIP、Nixon周りの人向けのイベントなようなので、他の人をたくさん呼べるものではなさそうなのですが、イベント終了後、またその様子をレポートすることにします。

来年2月のインタラクティブアート界隈で有名な、kinetica art fair,London http://www.kinetica-artfair.com/
でOshibe展示をすることになりそうなので、それの準備中です。

あと、12foldsという去年kinで私がやったクリスマスカードのプロジェクトが
いろんなブログで取り上げられられているようで、とても嬉しい。
去年やったプロジェクトなのでびっくり!
どうもそれについての質問が沢山来るので、何だろう?と思ったら、いろんなブログに取り上げられていたからのようで。いやー、、インターネット、おそるべし広告効果!(私自身は昨日上司と話している時にそれを知った。)
ホント、ウェブ周りで自分の作品の情報を載せている事は非常に重要なのね、、!

Mocoloco

http://mocoloco.com/fresh2/2010/10/27/12-folds-origami-card-by-tomomi-sayuda.php


Life scoop

http://mylifescoop.com/featured-stories/2010/11/top-10-green-gadget-gifts-for-2010.html


Printest
http://pinterest.com/pin/968191/

昨日は会社の毎年恒例のパーティーにいってきました。

去年はちょうどDesigners Blockで展示期間だったのであまり長居できなかったのだが、今年は長くいられたので、いろんな人と話せて楽しかった。
私は本当に最近は月末、二月の展示のために帰宅後はずっと作業している事が多くて、ほとんどソーシャライズを9月のテントの展示以降全然していなかったので新鮮だった。
いやー、いろんな人と話すと、自分が見えてきていいな。
例えば自分が置かれている状況がどれだけいいポジションにいるかとか、前に一緒に働いていたひとがいまどういうプロジェクトを他の会社でしているかなど。あといつも周りにいる人でも、あまり実は深くいろいろな事が話せなかったりしていたので、そういうのも良かった。
結果としては、私は今ものすごい忙しい生活を送っていて、ああ、、、まじで勘弁してくれ、、という状態にあるんだが、それでもやっぱり今の状況を与えてくれている全ての人達に感謝しないといかんなぁ、という気持ちになった。
どうしても状況が良すぎると、甘えてしまいそうになるけれどもそれはいけないなぁ。
自分は自分のある責任を果たさないとなぁ、と。

でも会社の同僚であるのジェイミーも私と同じ状況らしく安心したー。
彼の卒制の作品が今年wallpaper magazineのbest graduatesにノミネートされた! 
http://www.wallpaper.com/directory/1952んだが、やはりそれから色々な話が来たといっていた。(いやー、この人はすげえできる人だなぁ、と思っていたけど、やっぱりそういう人がピックアップされるもんだねぇ。元々薬学を勉強していたという異端な人ww)
私も去年creative reviewのbest graduateにノミネートされたんたので状況は非常に似ている。http://creativereview.co.uk/back-issues/creative-review/2009/september-2009/the-graduates-tomomi-sayuda
私と同じ二足のわらじ&いろいろなアテンションがあるとの事。
いやー、でも忙しいと生活が楽しめなくなるから気をつけないとねーという話に落ち着いたんだが、本当にその通り。忙しいだけでもだめで、やっぱり楽しい生活を送ることも大切。
仕事人間になると、それはそれで面白い人とか集まらなくなるもんなのよねぇ、、。
作品づくりだけでなくて、自分の人間性を磨く事も非常に重要だなぁと思う。それが作品にもろ反映してくるので。

いやー、そう考えるとホント私は優秀な人に囲まれて嬉しいなぁと思う。いろんな人と話したけど、今私が働いているkinで働くのが一番楽しかったという人の声を何人もの人から聞いた。
私もここの会社で働けてとても嬉しい。信じられないくらいうまが合う感じだ。

全然違う話なのだが、昨日パーティー終了後、深夜1時頃、帰宅途中に一人の女性に声をかけられた。
身なりのちゃんとしているインドか中東系の女性だったので、何だろうと思ったら、旦那にDVやられた挙げ句に、何も持つこともできずに今夜家を出されたとのこと。
何やら自分はムスリムの社会にいるので、三人目の妻で、理不尽な理由で家を出されて、とにかく親戚の居る所に避難したいのだけれども、何せなにも持っていない、どうしよう、との事だった。
友人もDVを受けていた人が昔いて、突然こういう事になる事は本当にあるのだという事も知っていたので、うーん、知らない人だけれども、後で返すから、という事だったし、彼女の事が心配になったので、少しのお金だったけれども、彼女に渡した。

いやーー、、、結構衝撃的だったなぁ。
かなり彼女、動揺していた。
イスラム社会の女性の不条理な置かれ方は、先日あった、イランの女性の死刑問題にも明らかなようだけれども、それ以外でも至る所に普通に起こっている問題としてあるんだと思って衝撃的だった。
それは昔から伝統的な風習として行われているもののようだけれども、それで成り立つ社会って一体どういう事なのだろうか。私のイスラム教の印象は、砂漠の国の宗教なので、本当に生きる所が困難な状況下の教え、といった感じでかなり厳しいルールが支配している世界、という印象。それはドバイに初めていったときに分かった。なので、ムスリムの教えは砂漠の国では理にかなっている印象があった。しかし、女性の人権問題についてはひどいよなぁ、、
弱者にいろいろな弱みを押し付けて解決しようとしている感じがある。
全ての人を助けられるわけではないけれども、こういう問題は心痛だなぁ。

特に私は楽しいパーティーを過ごして来た後だったので、その彼女に会った時の差がすごくて、いたたまれない気持ちになった。
グローバリゼーションってホントいろいろな事を考えさせられますな。

でも逆に、私が幸せでいられているのも、いろいろな人に助けられてのおかげなので、そういう負の部分の助け合いを、自分の負担にならない程度にやるっていうのは重要なんだろうなぁ。私も過去にどれだけ人に助けられた事か。負の部分に負けてしまうほど人につくしてしまう、というのは問題だけれども、あるていどこういうバランスを保つ努力をするのは重要だね。

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