2011年5月29日日曜日

インテリアライフスタイル東京展に出展します。



6/1-3で行われる、インテリアライフスタイル東京展に出展し、私も現場に立ちます。

今回は自分のブースを持ち、出展するのではなく、British European Design GroupBag doll 主催の東日本大震災で被災した子供達におもちゃを与えるプロジェクト、「Give-a-Smile Toys Project」に日英デザイナーの5組の中の一人のデザイナーとして参加をしています。
アリックス•ティムニーレイチェル•オニールリアーン•メロー左右田智美平岩大輔の四組です。
ブリティッシュ-ヨーロピアン•デザイングループは 在英のデザイナー支援のNPO団体
なのですが、この特色生かして何か違った形で支援という事で、幼い子供から小学生くらいまでの子供が楽しく何かを創造できる機会を与えたいと、BEDGのファウンダーのカリン=ビート フィリップスが考え、このプロジェクトが生まれました。プリントされた布と綿がバッグの中に入っていて、これを使って受け手が縫って、人形を作る事ができるというキットです。

このインテリアライフスタイル展で、最初のプロトタイプを展示し、これから沢山の
キットを、被災地を始め多くの子供達に送るために運営する資金を集める事が目的としています。全てのGive-a-Smile Toysのオーダーでもう一つのキットが賄われ、全ての個人や法人からの
寄付は、被災に遭い孤児になった子供向けの新しいキットの製作にまかなわれます。
最初のプロトタイプのセットは、私が被災地の学校や避難所に出向いてこの展示後、直接届けに行きます。何人か伺ってもよさそうなコンタクトが入っているので、実際に現場に向かうのが楽しみです。

私は福笑いが人形になるセットを作りました!
顔をカスタマイズして縫って、おもしろい顔の人形を作れます。
やはり大変な状況下だと思うので、ヘンテコで、笑えて、日本を思い出すような楽しいものを作りたかったからです。縫うとかなり間抜けな顔になっておもしろいです。
そして今回の展示のリーフレットのデザインも手がけました。

以下がpress releaseになります。

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左右田智美 / 福笑い ”笑う門には福来る”

東北に友人や親戚が住んでいることもあり、何か東北のためにできないか考えている時にこのプロジェクトの話を頂きました。私はユーモアと文化についてのインタラクションをべースにしたデザイン、作品作りをしている事も
あり、何か楽しいものを提供できればと思っていました。
そこで思いついたのが日本の福笑いでした。“笑う門には福来る”諺があるように、福笑いは縁起担ぎとしても用いられる、日本伝統の遊びです。被災されたお子さん、そして家族皆で楽しんでいただける機会を提供できればと思っています。大変な状況下だとは想像されますが、こういう状況下だからこそ、前向きに明るくいられる心が、社会を変えていけると信じています。




実際の型です。

はさみで切ります。
キットの内容。こんな感じです。


顔を変えられます。どんな顔にするかは自分で決めてくださいね〜。
好きなところに決めたらまつりぬいで縫い付けます。
完成!とってもまぬけなおかめが出来上がりましたwwww

アリックス•ティムニーの作品。彼女がこのおもちゃキット、bagdoll社を運営しています。
他の作品もかわいいです。

リアーン•メローの作品。きつねです。
このふにゃふにゃした不思議な感じがなかなかかわいい。


レイチェル•オニールの作品。手袋が顔になった作品です。この作品は既製品なので、そのまま、被災された子供達の元へ届けにいきます。

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