2015年1月2日金曜日

タイ、カンボジア、ベトナム旅行。


ベトナムのハノイを出てバンコクに戻ります。
タイ、カンボジア、ベトナムに二週間の旅行もそろそろ終わりに近づいてます。
バンコクからシェムリアップ、プノンペンに移動、ホーチミンからダナンとホイアン、そしてハノイに来て、今からバンコクに帰り一晩過ごして明日ロンドンに帰ります。
2日に一回移動していたので忙しい旅でしたが、アンコールワットやアジアの大都市、文化や政治、歴史の違いを見れて非常に面白い旅でした。
タイには過去に2回、4年前と9年前に行っているので想像ができたのだけれども、以前よりも凄い勢いで発展している様子が伺えました。
20世紀に他の周辺諸国に比べて、政治的な混乱が少なく、順調に経済発展を続けてきた感じで、今やバンコクは世界で二番目の観光都市で、ものすごい数の観光客をみました。
カンボジアに入ると物価が下がって、まだ古い設備や移動手段に頼っている環境でした。でもカンボジア人は親切で、一番観光ずれしていない印象。アンコールワットは素晴らしい遺跡的建造物で、わざわざ行く価値がありました。
バンコクからシェムリアップまで9時間、2500円くらいでいけました。
シェムリアップからプノンペンはボートで4000円くらい。6時間。
プノンペンの虐殺博物館等は行く価値があったと思います。恐ろしい歴史ですが、カンボジアの裏側の歴史を知るきっかけになりました。
プノンペンホーチミンはバスで移動。2500円くらい。ちょっとお金を払って快適なほうを選び、正確。
ベトナムの国内移動はlccを利用。vietnam jetで国内移動、二カ月前に予約で4500円くらい。ハノイ-バンコク間は7500円くらい。列車という手段もあるけど、ホーチミンからダナンに行くだけでも16時間かかる上、外国人価格が設定されてて、飛行機の値段とほとんど変わりがないので飛行機が吉。
割とタイトなスケジュールで回って色々みた感じだったけど、2週間で充分満喫しました。
ベトナムのホーチミンとハノイは大都市という感じでダイナミック。特にホーチミンは首都である為か、外国の企業がごっそり入ってきていてバブリーな雰囲気。ハノイも街が整備されてきていて豊かになってきている印象。
95年にアメリカと政治的に友好になってから、外国のものが急激に入ってきた様子。ここほんの20年でものすごい変貌を遂げたよう。古本屋で94年発行のベトナムの雑誌を買ったけど、昔の70年代のような印刷で、ものすごい古い雑誌のように感じた。そんな状況下の中から今のような現代化されつつある環境は結構凄い: 言いすぎかもしれないけど、白黒テレビがいきなりハイビジョンになったような感覚なんだろうかと想像する。
実際にベトナムに来るまで、私のベトナムのイメージは、ベトナム戦争のイメージで、ここまで発展した都市を想像していなかったのでびっくり。
未だ共産党一党主義の政権下であるのに、国際化された印象のある場所だった。
フランスの植民地だった事もあり、食べ物もフランス的なものが多かった。
過去の歴史的な関係からか、フランス人、アメリカ人の観光客を他の国に比べて多かったのも印象的。
ベトナム戦争の時に難民として先進国に移住した人たちがいる為か(ロンドンにもそういうコミュニティがある)小さい国でありながら、ベトナム人は世界中にコミュニティを持っているようで、そういうネットワークも色々生かしているんだろうなーと感じます。
ベトナムの観光地としては、ホイアンが一番面白かった。戦争があった関係か、大都市には東京のように古い建物があまり残っていない様子。
ホイアンは18世紀ころまで国際的な港町として使われていた街がそのままに残っていて、古いベトナムの建造物が見れる。本当に300年前の建物がそのままに残っているのだけど、ベトナム戦争の時に宮大工のような修理工を育てるシステムのようなものがなくなってしまったらしく、修復が遅れているのだとか。
カンボジアでも、ポルポト政権の時に弁護士を含む知識人を全員殺した関係と、昔の法律の資料も全部焼いた(!)とかで、昔の法的資料が残っていないらしい。。。恐ろしい現実。なので日本が法的整備を支援しているのだとか。
そんな事があるのかと驚きました。
ベトナムはホーチミン、ホイアン、ハノイと温度差が結構ありました。ホーチミンが28度の時にハノイが22度だったりと。
結論としては、アンコールワットやホイアン、ハロン湾等素晴らしい場所に行くことができたし、3国の違いを見ることができてとても面白かったです。タイは今の時期観光客で溢れかえっているので、タイまで飛んで、カンボジア、ベトナム方面に飛ぶのはアリです。


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