2016年8月27日土曜日

コーカサス旅行記。グルジアのご利用周辺の観光ツアーに行った。





My Last day at Georgia. I visited Cave city, monasteries, Stalin museum 
グルジア観光も最終日。洞窟都市、川の分合流地点に開かれた都市、スターリン博物館など行った。
洞窟都市は前述通り、神秘的な場所で一見の価値あり。カッパドキアと同じ技術で作られている場所らしい。
Jvariという所には大きな教会があり、その周りにも可愛らしい街が出来上がっていて良い雰囲気。
スターリンの故郷にある、スターリン博物館にも行ったけど、ここがあの独裁者の故郷なのか!という驚きがとてもあった。私は赤の広場にも、大体の旧ソ連の大都市にも行って、スターリン様式の建築物を見てきてからの彼の故郷の訪問だったので。本当何もない普通の田舎町だった!
アル中の靴職人の父の元、粗悪な環境で育ったらしく、その後学校を中退して社会主義運動に没頭するようになったとか。強制収容所に捕まっては逃亡してを繰り返しまくっていた図があった。。ある種凄い生命力。。その資金繰りの為に銀行強盗を働いたり(!)、その悪党/実行力ぶりが凄かったらしく、レーニンに認められたとか。
でもそのレーニンでさえもスターリンを指導者にする事には反対(一員として置いておく分にはいいが、あまりに非情すぎると)していたらしい。
ま、いってみれば田舎の不良が出世して独裁者になった、みたいな構図かと。あの共産主義のプロバガンダの趣味の悪さも、こういう成金的なバックグラウンドから来てるのか、、と。
下克上の社会は、社会に動きが出て面白いけど、武力/強行主義になりかねないし、教養ってのはリーダーシップには必要だよな,とこういう負の歴史を知ることで改めて思った。
スターリンも故郷はあまり好きでなかったとかで、グルジア人も、スターリンはロシア人みたいなものだ、との事。それでもソ連時代にはグルジアへの恩恵にも働いていたらしく、地元民的にはグレーな印象な感じを受けた。
いずれにせよ、色々知ることができて面白かった。
グルジア自体は、歴史的に戦地としての沢山の時代を経てきていて(ゾロアスター、キリスト、アラブ、トルコ、ペルシャから責められているという)昔から人の入れ替わりが激しかったようで、慣れた国際感覚のある土地。
現在では、その歴史も乗り越え、キリスト教を国教にしてから、他の国とも友好的にしているらしい。(ロシアとの問題はあるけど。) キリスト教であったこと、山に囲まれた地理的な条件から、独自の文化を保持できたみたい。何かネパールとかに似てる。
グルジアは独自の文化があって、良かったです!
今からバスでお隣の国、アルメニアに向かいます。



スターリン博物館








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